第1回グジャラートツアーを催行!

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CWB India 岩崎安奈

 

明けましておめでとうございます!

2018年12月27日~2019年1月1日の5泊6日で、第1回グジャラート・テキスタイルツアーを催行しました。

怪我もトラブルもなく、楽しく充実したツアーになりました。旅の前半はアーメダバード、後半はカッチへご案内。
参加者の感想をご紹介します。

 

◆東京都・カフェオーナーさん

 

インドから帰国して3日、1週間前にはインドにいたとは信じられない思いだ。
早くも日常の些事に追われ、急速にインドは遠くなりつつある。
インドツアーに参加した理由は、カフェのオーナーとしてというより、個人的な動機の方が大きかった。
ヨガ、文学、宗教、インド料理、単純な好奇心など。
そもそも、カフェを始めたのはフェアトレードという仕組みに賛同し、応援したいと思ったからだった。
しかし、日々の営業を続けていくうちに、見知らぬ遠い世界の人々よりも身近な人々の役に立てればいい、と限定された狭い世界になっていた。それは心地よくもあるが、物足りなさを無意識に感じてもいたのだと思う。
そんな時にインドツアーのお知らせをいただいて、迷うことなく参加することにしたのだった。
正直に言うと、インド滞在中はもう来ることはないだろうと思っていた。
喧騒、言葉の壁、食事、日本の清潔さとはかけ離れた環境など、噂通りのハードルの高さだった。
ところが、なぜだろう、今はインドが懐かしい。
思い出すのは彼の地でたくましく生きる人々の姿だ。
貧しいと思われる人々も生きる力がみなぎっているようだった。
印象的だったのは、セントメリーで働く女性たちの家々を訪問した時のことである。
どの家でも夕方の突然の訪問にもかかわらず、お菓子や飲み物などでおもてなしをしてくれる。
そして家々を案内してくれたご夫婦。逆の立場だったら同じことができるだろうか。
インド人に対して偏見を持っていたことや自分の心の貧しさを恥じ、人々の温かさに頭が下がる思いだった。
実際にこうして働く人々と会ってふれあえたことで、今回の訪問がより意義深いものになった。
顔も知らない人たちのことを思って支援するのは難しい。
いや、支援する、などというのはおこがましい。シスターやワーカーの方たちから何か大きなものを与えられたのは私の方だった。
買ってあげるという傲慢さがあっては成り立たない関係性であることにも思い至る。
技術をもち精魂こめて刺繍する彼女たちを尊敬する気持ちが生まれていた。
シスターが年々売上が下がっているというお話をされ、私たちに何ができるだろうと考えてみた。
何か打つ手があるかもしれないし、これはもう時代の流れで如何ともしがたいのかもしれない。
私にできるのは、彼女たちのことを思いながら買い物をし、伝え、日々の営業を続けていくことしかない。
それでも、彼女たちを思って、元気でいて欲しい、幸せであって欲しいと祈る相手がいることはなんと豊かなことだろう。
このような機会を作ってくださり、旅をナビゲートしてくださった岩崎さんにはお礼の言葉が見つからない。フェアトレードの現実、コミュニティトレードの理念など、直接関わる岩崎さんの話を聞けたこともよかった。また、主要な観光地を効率的に周ることができ、インドの文化の奥深さの片鱗に触れることができたのも有難かった。
インド生活のご苦労は想像にかたくないが、明るくおおらかで誰に対しても分け隔てなく接する岩崎さんのご尽力なしにはこのような満足感は得られなかったことと思う。縁あって旅をご一緒したお二人も含め心からの感謝を申し上げたい。
今後も微力ながら活動を応援したいし、また機会があればぜひ参加したいと思う。

 

◆シンガポール・太田さん

 

インドは発展途上国であり、日本育ちの私が無事に旅を終えられるのか、最初は不安が大きかった。決して暮らしやすいとは言い難い環境だったが、インドで過ごした約1週間は体験したもの全てが刺激的で、毎日の出来事を夢中で追っていくうちに、あっという間に過ぎていった。
一番思い出深いのは、セントメリーでのワークショップ体験であった。お風呂はお湯も出なく、スラム街に囲まれた環境で、シスター達が誇りを持って事業に取り組んでいる姿を目の当たりにし、純粋に仕事を楽しむことが大切だと再認識させられた。また、何より、日本人駐在者の岩崎さんとセントメリーの方々の間の絆がとても深く、とても一年で築き上げられたとは思えないほど、信頼関係が構築されていることを強く感じた。そのおかげもあり、セントメリーワークショップ後に、7軒ものお宅に招いて頂き、もてなして貰ったのは良い思い出となった。インドは、インフラ設備こそ日本に劣るが、人と人との繋がりが強く、職場なのにまるで家族のような暖かさを感じた。シスタールシアのエピソードで、物乞いに会った際に、「お金は恵まないが、うちで働きなさい」と言ったという話が印象的であった。シスタールシアは、心から人を愛し、インドが抱えている問題に正面から立ち向かっているのだと感じた。また、セントメリー側の話が聞けたもの良かったが、岩崎さんから見たセントメリーの今後の課題などの意見を聞けたことも勉強になった。一緒に働くだけでも大変な環境であることは想像するが、更に今後のことを考えて今回のツアーが企画されたという思いを聞けて、参加する側も気が引き締まった。
インドは、車が多く、環境が悪いと話には聞くものの、想定していた以上に大変なことがたくさんあった。街は埃と排気ガスで空気が濁っているし、お湯が好きなだけ出ないし、街で少し立ち止まれば物乞いに手を差し出され、インドの現状を肌で感じることができた。ただ、そんな環境の中でも、生き生きと働いている人にたくさん出会えてエネルギーをたくさん得られた旅になった。環境を言い訳にせずに、逆にこれを活かしてビジネスチャンスを見つけて、生きがいとしているように感じた。生きていれば、良いことや思い通りに行かないことも多々でてくるが、インドで出会った人達のように強く、ポジティブに状況を捉えて、その状況で自分が何ができるのかを考えて行動しようと思った。
最後になりましたが、ツアーを企画して下さった岩崎さん、優しく受け入れてくれたセントメリーの皆様、その他関わって下さった皆様に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

セントメリーでの刺繍ワークショップの様子

ご参加ありがとうございました!!

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