城南島で対応しているお客様は問屋に小売りにエンドカスタマーと、かなりいろいろな分、対応方法も本当にさまざまです。より柔軟に対応できる環境をととのえ、全体の仕事がもっとよくまわるようになったらな、そんなところからPA城南島としてカイゼンできることをミッションと名付け、ひとつずつクリアしてみよう、となりました。
ただし、大事なのはこれを継続・維持すること。たった一度の掃除で永遠にきれい、なんてことはまずありえません。カイゼンを維持してさらなるカイゼンへと、ステップアップしていきたいです。
◆報告1 食品ロット管理の第一段階、食品チェック
・これまでの問題
食品在庫のロットチェックが定期的にできず、卸の出荷許容期日、通販の出荷許容期日が倉庫で共有されないためピッキングミスが起こりうる状況だった。
・カイゼン計画
食品在庫のロットチェックを月2回おこなう。
卸小売の許容期日=QQと、通販の共用期日=TKについて、チェック日付より1ヶ月後までの該当商品は倉庫で外箱に期日を書いた紙を貼る。紙は商品ラベルシールの裏紙。
チェックリストのデータは商品コード順・QQ期日順を作成し、メールでメンバーへ報告、ネットワーク内で共有する。
・実施
担当を尾崎からブルーノ氏に移行。引き継ぎながらおぼえてもらう。チェックリストのデータ作成・メール報告・期日の紙貼りまで担当してもらう。
商品外箱に貼る出荷許容期日の紙見本。
ピッキング時に誰でも確認できる。
・現在
報告はここまでまだ2回(7/1,7/16)だが、チェック半月スパン・倉庫で1ヶ月後までの期日共有であれば、漏れはほぼない。先出・後出のルールに加えて、見てわかりやすい倉庫づくりの一歩目として、これを継続していく。今後ミスが起こった場合はその検証、ほかデータ作成方法の見直し・報告時のデータの見やすさ等にも着手できたらよい。
[2019/7/18 尾崎みどり]